座談会@体育祭・・・・・・ん〜


剏:「ばんわ」
R:「『こん』を付け・・・・・・別に見るのが当日とは限らないから別にいいのか」
剏:「そーゆーことー」
R:「やけにだれてない?」
剏:「明日体育祭なんだもん。そらダレマスヨ」
R:「しっかりしないさいよ。一応学年代表リレー出るんでしょ?」
剏:「出るよ〜。たかだか50メートル5秒台程度で学年代表なんていやになるね」
R:「多分一般的には早いほうなんじゃない?」
剏:「知らんよ。今までロクに陸上やってたわけでもないんだし。故にダルイ。さぼりたい。迷惑かかるからできないけど」
R:「だったらシャキンとしなさいよ・・・」
剏:「人間、出来ることと出来ないことがある」
R:「出来るから。シャキンとは出来るから」
剏:「正直本気で面倒くさい。去年も同じことやったし」
R:「2年棒倒し→3年棒倒し→2年騎馬戦→3年騎馬戦のあとにリレーだったっけ? で、足疲れ果ててすっ転んだんでしょ?」
剏:「ありゃ無理だって。騎手やってんならまだしも馬のほうで10分駆けずり回った直後だもん。ついでに食後」
R:「まあ、アンタの色で唯一最後まで残っちゃった騎馬だったからしょうがない」
剏:「端から『取る』のは放棄してたからな。そりゃ逃げに徹すれば逃げ切れるさ。所詮皆好き勝手に動くだけだし」
R:「体育祭の種目に戦略構想持ち込む奴はいないっての」
剏:「先輩命令じゃ逆らえないじゃん。だからまた3年の騎馬戦にも回されてね。挙句リレーだよ」
R:「そりゃ転ぶって?」
剏:「まあ、バトンは取りこぼさなかったし受身とって復帰は早かったし、最終的に距離は離したからいいけどね」
R:「しばらくは笑われたもんね」
剏:「うん。そもそも俺あまり体育会系に見られないし」
R:「インドア派の体育会系って自負するような奴を誰がそういう風に見るか」
剏:「そんなわけで非常にダルイです。走るの自体は嫌いじゃないけどね」
R:「頑張りなさい。役割なんだから」
剏:「決められたからって一々全てに従ってたら身が保てん」
R:「普段従わない奴が何を言う」
剏:「うるせーな。決められたんだぞ、強制的に。インド人=カレー食う、くらい自然な流れで逆らえなかった」
R:「いや、インド人は皆カレー好きだから。少なくともあんたは走るの好きだとは思われてないから」
剏:「奴らきっと裏でフルーチェとか食ってるに決まってる。インド人=カレー好きはどっかの埋葬機関の陰謀だろ」
R:「シエルかい」
剏:「アイツだってカレーカレーと言われながら『真月譚』ではパスタ喰ってたんだ、パスタ」
R:「黒歴史ー!」
剏:「つまり俺のも涼宮ハr・・・・・じゃなくてクラスの陰謀。押し付けられたに過ぎない」
R:「なんか妙なこと聞こえたような」
剏:「気にするな。気にしたら負け。はい、気にしたから負けな」
R:「小学生か」
剏:「こんな具合で誰かに押し付けたい。明日熱出すために今から冷水かぶってこようかな」
R:「何その古典的な手段」
剏:「実際あれで風邪引けるとも思えんがな。やってみる価値はあるだろう」
R:「ねえよ。素直に走れよ」
剏:「面倒だなあ・・・・・・明後日リセGPの予選もあるんだぞ・・・・・・」
R:「メルブラ関東1決定戦予選は?」
剏:「誰が行くか、そんなもん
R:「あ、そ」
剏:「こがるの奴は最近学校サボって恐らく明日までそれが続くだろう。つまり一番の話し相手はまず除外。明日一日面倒な日になりそうだ」
R:「あらら。ところで、明日行かないことには昼代ももらえないから、リセGP予選に出るお金も回せなくなるってことじゃない?」
剏:「うっひょー、マジ楽しみだな体育祭!
R:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」