座談会@学校

剏:「風が強いとカーテンが非常にウザイ」
R:「何を言い出すか」
剏:「授業妨害と訴えたいね、カーテン」
R:「そんなことしたってクーラーつくのはアンタが卒業してからだから」
剏:「県教委の陰謀としか思えない。ただの人間には興味ありません、みたいな」
R:「陰謀違うから。それ別の方の陰謀だから」
剏:「暑い〜、しぬ〜、くたばる〜、北極の氷残らず喰うぞ〜」
R:「地球規模で迷惑だから」
剏:「むしろ人類は助かる。特に数十年後のオランダ人なんかは諸手を振って俺歓迎」
R:「ホッキョクグマとかはブチ切れだけどね」
剏:「なぁに、返って免疫がつく
R:「ねーよ」
剏:「しかし最近暑いね。タダ券あるしとしまえんでも行ってこようかな」
R:「いや、脈絡が無いんだけど」
剏:「期限九月いっぱいなのよ」
R:「だれか誘えば?」
剏:「いねーよ。皆受験だよ」
R:「一人で遊園地行って楽しい?」
剏:「なわけねーだろ
R:「言ってみただけかい」
剏:「おう。今はどっちかというと遊ぶより勉強のほうに興味が向いてる。主に苦手な英語のモチベ↑↑」
R:「あら、よかったんじゃない?」
剏:「うん。これで結果が伴えば」
R:「残念だったわね」
剏:「いや、まだ出てないから。やめて、受験期のナイーヴハートにそういう縁起でもないこと言うの。しかもコンマ1秒で」
R:「せめて夏休みちゃんと勉強してればね」
剏:「うん、だからやめて。何かハレグゥのウィグルの気持ちが分かるから。コンマ01秒で」
R:「だんだんM的な感性が入ってきてない?」
剏:「やめろといっとろーが貴様。目醒めるぞ、俺の中のアレが」
R:「なんだアレって」
剏:「アレはアレだ。ほら、アレがアレしてアレになるタイプのアレ」
R:「ワケ分からん」
剏:「まあ、七夜的な何かが俺の中にもある気がする。ささら的な彼女も非常に欲しい」
R:「その呟きを入れるのはもう病気と取っていい?」
剏:「ええよ」
R:「あっさり認めたわね。黄色い救急車呼んであげようか?」
剏:「いや、医者には解決できない。恋の病だからさ」
R:「もしもし、警察ですか」
剏:「待てや
R:「医者に解決できない病なら行く先は強制収容所でしょ」
剏:「それ送る側が人種差別的な病気の場合だからヒトラーかお前は」
R改めヒトラー:「失礼な。っておいちょっと待ちなさい左の表記
剏:「あれ、気に食わんかヒトラー。じゃあ灰レンにしてあげるな、これからは
ヒトラー改めR:「元がこっちだ。何始めがヒトラーだったようにしようとしてるの? 刺されたい?」
剏:「いや、むしろ挿したい」
R:「字・が・ち・が・う!」
剏:「大丈夫だ。今は受験じゃないし、結構こういう風に『正解だけじゃなく間違いをも知っている』人が受験も受かる」
R:「その根拠無き自信はどこから出てくるの」
剏:「我が謙虚なる心の中より」
R:「『謙』を取ったら正解よ。いっそそのまま検挙されなさい」
剏:「誰が上手いこと言えと」
R:「いや、本心」
剏:「照れるな照れるな」
R:「そのムカつく笑顔滅ぼしたいんだけど」
剏:「いきなりバトルモードか、ツンデレ。大いにデレよ」
R:「いいからくたばって、今すぐくたばって。私までイロモノにしないで頂戴」
剏:「イロモノ? ん〜、この辺りに権田原三郎太はおりませんが?」
R:「いや、誰だよそいつ。名前は確かにイロモノ全開だけれども」
剏:「どこに目ン玉つけてるのかな汝。どこをどう見てもイケメン的なんですが」
R:「権田原が!?」
剏:「いや、三郎太の『郎』の『良』のあたり」
R:「限定的すぎるわぁっ!
剏:「でも『良』いじゃん」
R:「字面だけじゃん」
剏:「でも『面』が『良』いならイケメンだ。これ宇宙の真理」
R:「黙り腐ってくださいませこの屁理屈野郎様」
剏:「敬語滅茶苦茶だぞ」
R:「皮肉って気づいてくださいませこの原始人顔」
剏:「なんだと、このプリティーロリータ」
R:「黙れこのヌグィソムカミ・・・・・・ってあれ?」
剏:「誰が禍津神だ、小悪魔少女」
R:「ん? こ、このオタンチン」
剏:「下品なこというな無垢な女の子がそんなこと言うのは感心しないな」
R:「・・・・・・ねえ、さっきからアンタ罵倒してないよね?」
剏:「女の子には悪口は言わない。コレ一応俺の信条」 
R:「うっわキモ」
剏:「うわキモイはひどくね? お前はもっと俺に優しくすべきだ」
R:「アナタこそ、もっと環境に優しくなって?」
剏:「ああ、俺理科全般採ってないから」
R:「かつて国立目指していたのはどこのどいつよ」
剏:「身の程を知った。おれに理数系は無理だ」
R:「ん〜、まあそろそろ諦めも知る時期だと思うけど」
剏:「今英語のモチベも上がってるしさ。この勢いのまま大学までいけたらいいかな」
R:「ま、頑張れば」
剏:「なんか急に大人しくなったな」
R:「いや、褒めてもらったのは一応褒めてもらったし」
剏:「借りは返すか。レディースみたいだな」
R:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
剏:「い、痛い痛い! こら、蹴り飛ばすな。ちょ、何そのバージョンBの通常打撃! うお、そのダブルループは痛いっての!!」
R:「アンタのことやっぱ、あたし嫌いだわ」
剏:「ぎにゃーーーー!!!」