剏龍(以下「剏」):「お久しぶりだね、諸君。久寿川ささら俺の嫁、剏龍だ」
灰レン(以下「R」):「・・・・・・何言ってるの?」
剏:「言葉通りに」
R:「痛いこと言ってるのね。現実もイタいのにバーチャでも痛くなる気?」
剏:「私にとって些細な問題ではないな」
R:「知らずは幸せなりとはよく言ったものよね。とりあえず、そのむかつく口調やめて」
剏:「自覚はあるよ」
R:「終わりのクロニクルに触発されただけでしょう」
剏:「否定はしない。しかし、そこまで嫌がるかね、君が」
R:「嫌がるわよ。アンタみたいな奴の脳内妄想から生まれた身にもなりなさい」
剏:「灰色のレンとして産み出るのがそんなにいやかね」
R:「少なくとも、アンタからはね」
剏:「心外だね」
R:「むしろ侵害」
剏:「虐待プレイかね?」
R:「自虐と心得なさい」
剏:「まあいい。とりあえず君は自己紹介かましたまえ」
R:「勝手に引っ張ったのはアンタよ。まあいいわ。レンと白レンの中間、故に灰レンよ」
剏:「簡潔に完結させるのは大変よいことだが、それだと全く伝わらないよ?」
R:「本来は『Len』だけど、中途半端な存在だから頭はRになってるわ。生まれたのはこの馬鹿の脳内。不本意ながら住んでいるのもそこ」
剏:「素晴らしいだろう、私の脳内は。もう『精神と時の○屋』くらい」
R:「何も無いのと成長が無い点では似てるだけね。ちなみに容姿は灰色のレンだけど、性格はレンにも白レンにも似てないわ。これが自虐的だから軽くS入ってるみたいだし、私はものの見方全部冷めてるわ。それもこれも、全部こいつの悪影響」
剏:「ははは、影響は影響であって悪かどうかなどは第三者が感得するものだ」
R:「おそらくは、コイツの屁理屈回路に対極として存在してる蚤以下に小さい反屁理屈回路が自我を持ったような存在よ。影響を受けたのもそのせいね」
剏:「私の中にそんなものがあったと思うのかね」
R:「思いたくは無いわよ。ただ、そうとでも思わないと私の出生因子が穢れてしまうから」
剏:「まるで、私に対して『お前はそれくらいないと他全て穢れてんのよ』とでも言いたげだね」
R:「言ってんのよ。嘗めてんの?」
剏:「舐められたいのかね? それはもう体の隅まで舐め尽してあげよう。なんといっても、君の容姿ベースはレンなのだしね」
R:「私がゲーニッツみたいな外見してたらどうした気よ」
剏:「そんなもんは生まれん。私の脳内の半分は欲望で出来ています」
R:「どうしようもない脳みそね」
剏:「自分に正直、なのではないから勘違いするのはやめたまえよ? 私自身がそもそも欲望だ」
R:「はいはい。で、その口調やめるの、やめないの?」
剏:「その時のテンションによって、一人称が変わる設定になっている」
R:「・・・・・・・・・・・・言わなくていいわよ、聴きたくないから」
剏:「ちなみに、何か冷めてるときが私。何かしらムカついていたり高揚していたり、感情に変化があったりしたら俺。穏やかなりし、悟り開いたり、というのは僕。なんか天上天下唯我独尊とかいてハコワレと読みたい気分だと我」
R:「言わんでいいってのに」
剏:「まあ早い話『気分次第』」
R:「で、私と会話かましてるってことは何かネタでもあるわけ?」
剏:「いや、今回は君のお披露目だよ。次以降、ネタをかますときは君と私、そしていくらかゲストを交えてこのような座談会形式で行こうと思う」
R:「そう、無駄な時間を過ごしたわけね」
剏:「あと、【今日の名言】コーナーにも時に登場予定だ」
R:「はあ・・・・・・どーせ逆らえないから了承してあげるわ、宿主さま」
剏:「ほう、従順だね。てっきり虐待プレイ大好き女王様とお呼びおーっほっほっほかと思ったのだが」
R:「皮肉に気づかないのは天然? 空気読めないのも」
剏:「空気なんて目に見えないものをどうやって読めと。空気に何かが書いてあるのかね?」
R:「時間の無駄だし、いいわ。あんたの愚論を聞いてるだけで耳が腐り落ちそうだし」
剏:「なるほど、私の話は聞くだけで耳の肥やしになり、熟成できる素晴らしい話だと。いや、照れるね。孔子と呼びたまえ」
R:「耳肥やしになるのよ。儒学の開祖と同列視だなんてするわけ無いでしょ」
剏:「私は立派に濡学の開祖なのだがね」
R:「字 が 違 う で しょ う が!!!!
剏:「さて、では次のコーナーへ移ろうか。濡学を実践しつつ」
R:「へ? ってこらちょっとどこ触っ・・・・・・んぁっ、そんな・・・・・・あ、だ、駄目ぇ・・・・・・」
剏:「わき腹くすぐりがそんなにいいのかね?」
R:「くすぐったいからやめろ言ってんのよ!!」